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2013/08/25
カテゴリー: 長谷川手記
投稿者: admin2

いつも私のサイトを開けて頂きまして有り難うございます。
最近は,私の若い頃の事を知りたいので書いてくださいとのリクエストがあります。有難い事です。今日は母から教えられた幼い頃の話を書きます。
私が小学3年生の10月に遠足がありました。行き先は尼崎から宝塚動物園でしたが,遠足代15円が払えず行けませんでした。私はわがままでしたので泣いていましたら,母は笑いながら言いました。「神様はお前がお金持ちの家に生れてきていたら自分でお金を稼ぐ方法が分からず,いつまでも経っても貧乏だから今,貧乏して耐えて人の気持ちが解るようになれと言って教えているんだよ!」と言われました。その頃は私の小遣いは2日に1円貰っていた頃です。今で言えばジュースは5円で買えた頃です。今でも昔の頃を思い出すと,無駄使いはするなと自分を戒めます。
10代の頃,どこか忘れましたが京都のお寺に行った時,お寺のお坊さんが説法されていました。お金は使うものではなくて回すものだ。価値のある使い方をすれば後々で残ってくるという話を聞きました。それから随分後で毎月お参りをする中山寺で偉いお坊様からお金は世間と一緒で丸いタライだよ。自分の方にお金を引き寄せると横から出ていくので,生きたお金の使い方をしていたらお金は必ず残ってくるよと教えられました。私たちはいつもその場では生きたお金の使い方をしているつもりですが,後々に考えてみるとあんな高い買物をしなければよかった。今買わなくてもよかったのに・・・と考えます。特にパチンコや射幸心をそそる物には意地になってお金を使ってしまうものです。あの時1万円負けなければ子供に何か買ってやれたのに・・・という話を聞きます。全て後の祭りですね。
私は何かを買う時は,今必要か?何で今欲しいのか?考えて買うようにしていますが,やっぱり後悔する事が多々あります。年を重ねてきた今は誰かにプレゼントする。人を喜ばせる。そんなお金の使い方をしているので,後悔は少ないです。
今は我慢の時代です。流行に流されず,自分らしくシンプルに生きるようにしてはどうですか?昔,流行の先端を生きている時代が19才頃から23才くらい迄ありました。その頃に買った服や靴はぜんぜん残っていません。今考えると,はかないものです。今着ている服や靴は20~30年前に買った物を着ています。皆さんはカッコいいですねと言ってくれます。
私には遠足に行けなかった事,学生時代に学生服を着れなかった事,子供時代に友だちとお好み焼を食べに行けなかった事,高校に行けなかった事,みんなみんな今のハングリー精神の源になっているのではないかと考えています。努力を続けないと,幸せの後は必ず不幸がくるのですから!そんな気持ちを強く持って生きています。

2013/08/17
カテゴリー: 長谷川手記
投稿者: admin2

先日,信者さんの御祈願の人形を持って,屋久神社へ修行に行って参りました。
その当日の朝,体がだるくて元気な私が気持ちが乗りませんでした。私を親のようにいつも大切にしてくださっている君久君がいつものように空港まで送って頂いて,君久君は時間があると言われたので一緒に昼食を取りました。
屋久島に着陸して酒屋さんに着いたら急に腹痛が起きました。今までに無かった事です。この日は屋久神社とトイレを4往復しました。

最近は大阪の修行もずっと一人で行っております。私はこの夏の暑さだと思うのですが何かをする時,体調は大丈夫かな?と考えるようになりました。何かアクションを起こそうとすれば,体がさっと動かずヨイショと掛け声を自分に掛けます。どこかに行くにも人様よりも早く心を動かさないとすぐに体が動かないです。随分,周りの皆様に御迷惑を掛けているのが身にしみています。私は古木だと解りました。でも,まだ新しい芽を出そうとしている自分がいます。
世の中には年を重ねられても経験豊かな諸先輩がたくさんいらっしゃいます。私と交わられる機会がありましたら,皆様と言葉のキャッチボールをしたいです。私は友だちと時々,言葉のキャッチボールをします。答えが出なくても良いじゃないですか?その時間が大切なのです。前向きの姿勢を持った人が大好きです。

先日は20才の若者とガチャガチャやりました。答えは出ませんでしたが,孫のような若者が言いました。先生と一緒にいるだけで,僕は勉強になりますと。私は古木にいっぱい芽を出せるようにまだまだ頑張ります。

2013/08/04
カテゴリー: 長谷川手記
投稿者: admin2

一昨年のお盆過ぎに小野先生(仮名)が私の所に来られました。小野先生は高校のスポーツの監督で,生徒を40名くらい連れて,遠征で山陰方面に行かれた時の話です。
一日目は生徒も先生もビジネスホテルに泊まられた時に生徒は4階に,先生は1人6階に泊まられたそうです。夜の2時頃,隣の部屋がドンドンと騒がしいのでフロントにうるさくて眠れないと電話をしたら,フロントの方が「小野様,今日は6階には小野様しか泊まっておられません」と言われ,先生は背中にスーッと冷たいものが走るのを感じたそうです。それでも気にせずに寝ようとしていると,先生の部屋のチャイムが鳴ったので小さなのぞき窓から覗くと誰もいなかったそうです。トイレに行ってベッドに入ると,またチャイムが鳴ったのでドアを開けると誰もいなかったのです。
先生は完全に目が覚めて朝まで眠れなかったと話しました。次の日は山の中にあるお寺の宿坊に泊まったら,夜中の1時頃にポクポクとお坊さんのお経を唱える声と木魚が聞こえてきて,一緒に行った助監督さんや生徒たちも目が覚めたのです。
朝起きたら助監督さんや生徒たちも,「夕べは恐かったね。夜中にお経が聞こえましたね」とお坊さんに言いましたら,お坊さんは「私は夜中にお経はあげませんよ」と言ったそうです。生徒の中にはお寺の御堂の中を女の子が走っているのが見えた。その女の子は夜中に泣きながら走っていたと言ったのです。「キャー,助けて」と何回も泣き叫んでいて,とても恐かったと話しました。その昼に女の子が泣き叫んでいるのを見た生徒のお母さんが交通事故で亡くなられたそうです。その男子生徒のお母さんは自分の息子に最後のお別れを言いに来たのかもしれないです。車の運転はくれぐれも注意してください。残された家族が悲しみますよ!