今月の運勢 - 観音登光会ブログ

朝，家で天気予報を見た時は晴れとなっていましたが，屋久島は朝，雨が降ったらしく道路はまだ濡れていました。
２年前からガンの数値が下がって薬の量も１３粒から８粒に減り，車の運転をするようになりました。屋久島空港でレンタカーを受け取り，心地良いドライブをして屋久神社に行き，皆様からお預かりしました人形（ご家族の名前と健康祈願を書いた用紙）を神社で御祈願をして川から海に流そうと川に下って行こうとしたところ，私はツルッと滑り，顔から前にこけまして眼鏡が割れて鼻と唇を擦りむいてしまいました。あ～あ。ついていないなぁと思いながら，人形を三つの束に結んでありましたので流したところ，二つは上手く流れたのですが，一つの束が石に引っ掛かり，また人形を取ろうとしたところ，胸ポケットに入れていました携帯電話が海にポチャンと落ちてしまい，慌てて拾いました。今日はなんでこうなんだろうと腐りかけていました。でもこの携帯電話は防水でした。不幸の中に一筋のラッキーを感じながら道行く人に眼鏡屋さんを聞きますと屋久島には眼鏡屋さんは無いとの事。私はやっぱりアンラッキーだと思いました。

翌日，ガソリンスタンドに行き，給油しながら昨日の事を話しますと皆に笑われました。内田正喜さんという息子さんがおられて，私の二男と同い年の方ですが優しくて親切な方です。このお店でウコンをよく買っていました。正喜さんから，いつも皆様に飲んで貰ってくださいとウコンのサンプルを頂きます。私は冬虫夏草とウコンを２年前から飲んでいますよ。先日もプロ野球の元選手からウコンを買って来て欲しいと頼まれました。元Jリーガーもウコンを飲むと体調が良いと頼まれました。４月の中頃，体調が悪く病院に行きましたら，左の肺に肺炎を起こしていると言われました。でも，寝込む事なく大阪やこうして屋久島に来れています。
いつも損得抜きで人に優しい内田正喜君を見ていると嬉しくなります。いつまでもそんな優しい気持ちでいてください。私は内田君のファンですよ。

私は屋久島に着いた時，愛子という焼酎を６０才位の女性から頂きました。
この島には何も足さない，何も引かない大きな愛のある自然な島です。他見の人と話すと屋久島はすばらしい島だと言います。信号もありますよ。立派な島です。皆様も来られてはいかがでしょうか？
私は元気な間は，心を洗いに屋久島に訪れたいと思います。

先生，まだ生きてる？　彼流の挨拶です。
伊藤君という３６才の神戸で知り合った友だちです。彼は東北で震災に遭って今，名古屋で働いています。
面白い人で高校卒業後，広島に来て耕耘機の会社で働いて，福岡，鹿児島，千葉，兵庫と次々と新しい仕事をしまして，今は電気工事の仕事をしていると聞きました。
私も若い時は兵庫，大阪で７回仕事を変わりましたので何となく気持ちは解ります。将来はシンガポールかベトナムに行って住みたいと言っています。
私は彼と話をしていても絶対に愚痴を言わない所が好きです。仕事が上手くいかないのは，自分の人生設計が悪いからと常に前向きに生きています。私と考え方が一緒で，別に日本だけが自分の働く場所ではないとの持論です。８月から中国に行き，ベトナムのハノイで仕事を見つけると話していました。

職場の人間関係で嫌な事があっても自分流を通す。彼曰く，これも俺の修行かな？と割り切るそうです。
震災後，テレビや新聞で地球は１つ，皆はつながっていると言われています。まさに伊藤君はそんな考えなのでしょう。

仕事や人間関係で悩んだ時、これも修行だと前向きに生きている伊藤君を考えたら，小さな事でマイナス思考や今から逃げ出したい気持ちを持ったあなたがどう変わっていくでしょうか？

良君という１６才の小さな友だちがいます。彼は９才の時，お母さんと一緒に私の所にお伺いに来ました。お父さんが浮気をしているという事でお母さんは落ち込んで来られました。以来，２度良君と会いましたが，家の用事を手伝う良い子供さんです。
３月に電話がありまして，良君は高校に合格したという電話でした。お父さんの浮気はもう止めたそうですが，今度はパチンコにはまっているとの事でした。家にお金が無くて，おばあちゃんがお金を出してくれたそうです。

この様な話はよく聞く話だと皆様は思われるでしょうが，世の中を知らない子供がこんな気持ちで勉強するのかと思うとやるせない気持ちになります。お父さんは仕事でストレスが溜まるので，パチンコはストレス解消だと言っているそうです。こんなだらしない親はまだまだ成長しないといけないでしょう。
良君が父親と同じ考え方をしないか心配です。妹と２人兄妹ですので，将来アルバイトをして妹の学費を出してやりたいという言葉に少し安心していますが・・・。

同じような境遇にいる少年たち頑張るんだよ！お母さんはもっとつらい立場にいますよ。おじいちゃん，おばあちゃんに心から感謝しながら生きていますよ。
良君！自分で考えて答えが出ない時はいつでも来てください。人のせいにしては駄目だよ。良君には良君の人生（生き方）があるからね。

もう学校が面白くないと言っている高校生。甘えるんじゃないよ！

印刷用画像－「あの頃は」

いくつかの話を書いていましたが，テレビやラジオ，新聞等で連日，「被災者の皆様ガンバレ」というメッセージが目や耳に焼き付いていて気持ちが前に出ず，いくら書いても薄っぺらに感じて，なかなかサイトに出す事ができませんでした。
３月末にテレビを見ていましたら，被災されました皆様が「いつまでもこんな事をしていてはいかん。できる事からやっていこう」と３０名位の漁師さんが決起集会を開いているのを見ました。８０才位の婦人（おばあちゃん）が「生かせてもらったのだから，頑張らんといかん」と笑顔で話されているのを見まして嬉しさのあまり涙が出ました。
もっと広く考えると，４才の女の子が津波で両親がさらわれて行ったのを，両親が帰るのを待つという健気な気持ちに涙したり，私のいたらない人生においても大きな大きな勉強をさせて貰いました。

私は，皆様がお元気になられる事しかできない気持ちで生活させて頂いておりますが，東北地方の皆様が１人でも多くの笑顔が戻られる事をいつも御祈念しております。また，一方では詐欺師まがいの人が出て来て，寄付を集めて生活していると新聞で読みました。人間のする事ではありませんね。
インターネットでは，外国の子供たちは励ましの手紙を書いたり，わずかなお小遣いを日本に送って来る優しさ，毎日，天国と地獄を見ています。優しさの天国をたくさん見て，そして思いやりを感じております。
被災されました皆様の強さ，たくましさを私たちに見せてくださる事を御祈念しております。

すぐに言い訳をする人，小さな事から逃げている皆さん，東北で被災された皆様はどこにも逃げる所はありません。今をどう生きるか一生懸命です。
逆ギレしたらダメです。諦めたらダメだよ。もっと集中する事も憶えてください。本当に強い気持ちを持てば必ず良い結果が出ます。
皆で被災されて，今も頑張っておられる皆様の気持ちを少しでも解ってあげましょう。