昨年はコラムを書くのが楽しみで何時もストックが1ヶ月分はありました。
今年はコラムを書かなければならないという思いが,いつも頭の中にあってもなかなか気持ちが前に進みません。
先日も励ましの電話があって,子供と楽しみにしていますという,私にはプレッシャーのかかる毎日を送っています。
皆様はお元気で過ごされておられますか?本当に皆様の励ましがあって私は生かされている事を感じながら頑張っています。
今年の正月早々より風邪を引きまして,1月はずっと体調不良で苦しみました。2月は不眠に悩まされ,1月に3時間くらいの睡眠で体のあちこちが痛みました。1週間毎に友人の訃報や病気の連絡があり,心から楽しい,嬉しいと感じながら生活していませんでした。昨年に18才の友人が出来ました。彼はおばあちゃんと二人で暮らしています。彼は高校3年生だったのですが,高校1年で高校を中退してグダグタ生きていました。引きこもりを2年間している時に私と知り合いました。彼は私に3つの約束をしました。
① 自分が面白くなかったらおばあちゃんに当たり散らさない様に
② 大学に行くために1日5時間は勉強をする事
③ 人に頼りすぎずに自分で自分を変える様に努力をする事
その他まだまだ小さな約束がしてあったと思います。
ある日,彼のおばあちゃんから丁重な手紙が来ました。長谷川先生のお陰でとても優しくなりました。家の手伝いをしてくれて家の中で暴れなくなって家の掃除までしてくれる様になりましたとお菓子と一緒に手紙が来ました。
子供の事で困ったお母さんが相談に来られた時に,私は子供がぐれたり暴れたりしたらやるだけやらせてくださいと言います。子供が頭にきた時は何を言っても駄目です。今まで子供を甘やかしてきた結果だからです。ひと暴れしたら子供も落ち着いてきます。皆様も頭にきたら人が何を言っても聞き入れたくないでしょう。今までがナアナアと甘やかしてきたのではないでしょうか?小さな子供さんを持っていらっしゃる若いお母さん,叱るのではなく,話し合って躾けるのです。解りやすくね。若い人たちも親とケンカした,恋人と別れたと私に話します。私は黙って聞いているだけです。両方が頭にきたらいけません。世の中でのもめ事はお互い自分を通そうとするからです。ケンカの後で後悔した事が多々あるはずです。あそこまで言わなければよかった・・・と。生きている限り大切な事は人の言う事を最後まで聞いてあげてこそ人生は楽しくなるはずです。話は戻りますが,私が屋久島に行っている時,18才の友だちから電話がありました。「鹿児島の私立大学に合格したよ。僕,頑張ったよ」と。私は嬉しいでしたが,おばあちゃんは私の何倍喜んだ事でしょう。
4月の初め,私は大阪に修行に行っている時,彼からメールが来ました。4月5日に必ず会ってください。絶対会ってください。一生のお願いと書いてありました。私は彼が何を言いたいのか解りました。私は5日に会いました。「生れて初めてスーツを着ましたので見てください。僕は見せる人が先生しかいません」嬉しいですね。ヒデちゃんはカッコ良かったです。タレントの誰かに似ているのですが,思い出せません。今の楽しみはヒデちゃんにネクタイを買ってあげる事。ヒデちゃんと食事に行く事です。
オメデトウ,ヒデ