今年も俊幸君の持って来てくださる名古屋のういろうを頂けなかったです。
今までは,ういろう,うなぎパイ,まんじゅうという様に3箱以上のお土産を持って,私の所に帰って来ていました。ここのところ4年くらい会っていません。
彼の家は貧しくて中学校を出ると,すぐに名古屋に大工の見習いに行きました。先輩や親方のイジメで何十回も私に泣いて電話がありました。「先生,もう我慢ができない。死んでもいいですか?親に言ったら鹿児島に帰って来たら困ると母ちゃんから言われた。僕の行く所はないよ。」とよく泣いていました。両親はマージャン,パチンコばかりして,食事も作ってくれないので俊幸君は5人兄弟の2番目で,彼が兄弟にカップラーメンを作っていました。そのお父さんは7年前に車の事故で亡くなり,5年前にはお母さんが脳梗塞で倒れて,その時帰って来て以来会っていません。彼は無駄使いをしない人なので15年間で数百万円の貯金はしていました。もう結婚していれば嬉しいのですが・・・。
昨年の年末は仕事を辞めたい人が多く,家庭を持っている人も苦しんでいます。本当は好きな仕事を一生懸命して働くのが理想ですよね。現実は生きるために働いて,好きな時に会社を休めず,少ない人数で大量の仕事をさせられているのです。これからの皆様,頑張るのですよ。人に頼らず,いつも冷静に自分を見て,必ずチャンスはあります。昔の人は言いました。人生に3度大きなチャンスはあると。少々の事には逆ギレしないで,俊幸君の様に僕は帰る所はないんだと,今の苦労も受け入れる様な器を持つ事も大切です。
最近は右の耳が聞こえにくいです。歯の治療をしても,またすぐに次が悪くなります。こんなに寒いと以前治療した心臓も痛い時があります。昨日まで大阪の中山寺と初参りに行ったのですが,寒くて右足がつって歩けなくなり,一日早く帰って来ました。
身の周りで起きる事は何でも受け入れるつもりです。○○○ミクスは信じません。私の周りでは苦しんでいる人が多すぎます。今年も足元をしっかり見て,できるだけ皆様に迷惑を掛けない様に生きていきます。車の運転,短気を起こさず頑張りましょう。
俊幸君,私の手記を読んだら連絡ください。